
九州山口の陶芸作家集団「ニシカラ會」のアートイベントは、
おかげさまで大盛況のうちに無事終了いたしました。
新聞・テレビ・ネットニュースなど多くのメディアにも取り上げていただき、
たくさんの方々にご来場いただきました。
「風は西から」――この言葉を胸に、共通の想いと目的で集まった6人。
それぞれが異なる作風と技を持ち、その道のスペシャリストです。
今回、メンバー同士の作品を見て感じた刺激や反省、
そして互いの視点から得た気づきなど、多くの“化学反応”が生まれました。
来場された皆さまにとっても新しい刺激となり、同じ九州山口に生きる者として、
この土地の文化に誇りを感じていただけたのではないかと思っています。

初めての企画ゆえ粗削りな部分や課題もありましたが、
次回はさらに充実した内容で九州山口の陶芸文化の魅力を
より多くの方に伝えられるイベントにしたいと思います。
ニシカラ會はしばしお休みをいただきますが、
次回開催は2年後を予定。すでに準備を進めております。
また、今後は他地域での活動も視野に入れつつ、福岡でのイベントも継続して行う予定です。
詳細は改めてお知らせいたします。

今年の庄村久喜としての活動は、秋の陶磁器まつりをはじめ、
大宮での有田陶芸協会展、
年末年始から始まる福岡三越・日本橋三越での酒器展と続きます。
さらに来年には、
熊本・大阪での個展もすでに決定しております。
今回のニシカラ會で初披露となった新しい表現の作品たちは大変ご好評をいただきました。
ただし、制作に半年以上を要する難しい作品群でもあり、
少しずつ作品を蓄えていく必要があります。
やることは尽きませんが、それもまた次への原動力です。
最後に、
ニシカラ會にお越しいただいた皆さま、支えてくださった関係者の皆さま、
そして共に歩むメンバーへ、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
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