BLOG · 12日 6月 2025
作陶中に流れるYouTube広告。いつもはスルーするのに、やたら出てくるロクロ動画に釣られてつい視聴。スルスル伸びる茶色の粘土に「いいなぁ・・」と心の声。 有田で磁器ロクロを学んだ者として、粘りのない磁器粘土の手ごわさを思い出しつつ、「磁器って簡単!」なんて無邪気な特集タイトルに再びモヤモヤ。 世の中には“簡単そうに見える磁器”と“実際に簡単じゃない磁器”があるのだ。 …という、だれの役にも立たない、心の中の葛藤を綴っただけの話。時間がある方だけ、どうぞ読んでやってください。
庄村久喜が作り出す白磁作品:ストイックに磁器を制御し作り出した造形に、シルクのような光沢な独特な白磁釉薬をかけた作品。
BLOG · 10日 6月 2025
幼いころ、父からもらった磁器粘土。その白さと触感が、大人になった私の制作の核になった。白磁を突き詰め、行き着いた先は「纏うカタチ」という新たな表現。今回のブログは、そんな制作の裏にある悩みや気づき、そして「表現とは何か?」という問いに対する今の自分なりの答えを探る脳内整理日記です。過去のブログと内容が重なる部分もありますが、それもまた、考え続ける者の宿命ということでご容赦を(笑)

News · 21日 5月 2025
新!豪華客船「飛鳥Ⅲ」のスイートルームに、佐賀県代表として私の作品〇〇が展示されます。全国の魅力が詰まった特別な船旅、ぜひ佐賀県の部屋でご覧ください。
庄村久喜の器作品:圧倒的に料理を引き立たせる光沢がある白磁。ウェスティンホテル東京にて日本料理「舞」でのコラボレーション企画より
BLOG · 06日 5月 2025
今年も有田陶器市が無事に終了しました。たくさんのお客様との出会いに恵まれ、私の白磁が「他とは違う」と自然に受け取っていただけたことに、深い喜びを感じています。海外からのお客様との交流もあり、心に残る時間となりました。

庄村健、庄村久喜の自宅ギャラリー。有田陶器市仕様となっています
News · 28日 4月 2025
有田陶器市が明日からスタート!新作シリーズや陶器市限定のディスカウント作品をご用意しております。さらに、九州陶磁文化館で開催中の有田国際陶磁展では、庄村久喜の受賞作もご覧いただけます。

BLOG · 12日 4月 2025
体調不良の中で駆け巡る頭の中。箱書き、制作、展示準備…気づけば手いっぱい。でも、リアルなお客様との時間を大切にしたいという思いから、Web陶器市は不参加へ。そして今年は佐賀新聞社賞も。妄想と現実の境目から、お届けします。
庄村健が作る作品:藍染鉢「薫風」
BLOG · 01日 4月 2025
庄村健・庄村久喜作陶展「継ぐ、創る」を終え、作品への新たな気づきを得た一週間。庄村久喜の「纏うカタチ」は、ストイックな制作姿勢と自由な表現の両方を求める中で生まれた。繊細さと大胆さ、そのバランスを楽しみながら作陶することこそ、自分にとっての“健康的な創作”だったのかもしれない。

白磁菓子器:庄村久喜が作り出す白磁の器。定窯の白磁を思わせるような品格ある白磁
BLOG · 20日 3月 2025
父の背中、コンテストでの気づき、そして定窯白磁。過去の経験を振り返りながら、なぜ僕はこの白磁を作るのか?脳内会議の記録をお届けします。

磁の鉢:庄村久喜が作る白磁の器。シルクのような光沢で汚れにくい。ミシュラン星付きの飲食店にて使用して頂いている。
News · 16日 3月 2025
ただの器ではない、考え抜かれた器。ロクロの動き、爪痕のリズム、そして使い心地まで──すべてを追求した作品を日本橋三越でご覧いただけます。ミシュラン星付き店でも愛用される美しさと機能性、その秘密をぜひ会場で確かめてください。

白磁鉢:庄村久喜が制作した白磁の鉢。定窯白磁を思いうかべるような白磁。
News · 15日 3月 2025
中国の定窯白磁を研究し、粘土の配合や釉薬の成分を探りながら、理想の白磁を追い求めました。しかし、あれこれ試した末にたどり着いたのは、まさかの「普段の白磁釉薬」。でも、これが驚くほど良い仕上がりに!果たして、その出来栄えはいかに?

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